外壁リフォームの値引きだけの相見積もりはマイナスになる!?相見積もりは●●を見抜く為のものです。

外壁のリフォームにはいろんなパターンがあって、それぞれに良いところと悪いところなどがあることを前回紹介しました。

そういう工程があるから、パターンごとに見積金額も安くりやすかったり高くなりやすかったりというのがあるということを理解していただいたと思います。

前回記事参照

さて、パターンの存在を理解したあとは、どのパターンで進むのかを決めた後でどの業者を選択するのか?

と言ったところではないでしょうか?

 

 

お金を出して依頼をする際に、質がそのままなら安いほうがいいと思います。

ですが、安くするというのには、安くする為に何かが削られているという事があります。

 

 

たまに値引き目的の為に相見積もりをするという話も聞きますが、相見積もりは値引き競争をさせるためのものではありません。

 

同じ条件でおなじ内容の見積もりを出した時に、似た金額しかでない場合があります。

もちろんつながりが無いエリアの業者に頼んだと仮定してです。

その上で似た見積もり金額であれば、おそらくその見積もりは、大きな不正や過剰な利益を含ませた見積もりでは無い可能性が高いと考えることが出来ます。

 

もし強引な値引きをしてでも仕事を貰おうとする業者が出てきた場合は、逆に注意が必要な可能性があります。

 

どの仕事でも同じですが、様々な費用を掲示して見積もりをするというのは言い換えれば削れない金額はどうあがいても安くはならないとも言えます。

そんな各種項目の費用について、調査してみました。

  • 外壁のリフォームをする際には必ず必要な足場を組む事にかかる費用
  • 必要な工事を行う作業費
  • 必要な部材、もしくは塗料の仕入れの価格費
  • そして職人の人件費
  • これらに必要経費より高い金額の分が業社の取り分という事になります。

 

さてここから、削れるところを探そうとした場合に、どこが削れるでしょうか?

 

 

足場の費用を下げる事はできるのか?

足場の部材から足場の組み上げまで自社で行っているなど、足場そのものを内製化しているところであればある程度はいけるとおもいます。

足場の見積もり費用はだいたい1㎡あたり700円1000円が相場です。

一般的な2階建ての家のためにかかる費用は15万~20万程度。

よくある外壁リフォーム業者と足場をくむパターンは以下の通りです。

 

①外壁リフォーム業者が足場を持っていて、自社で組むパターン
②外壁リフォーム業者が足場をリースして、自社で組むパターン
③外壁リフォーム業者が足場屋さんに頼んで、組んでもらうパターン
④外壁リフォーム業者が足場屋さんに頼んで、足場屋さんがリースして組んでもらうパターン

足場組み立てそのものを外壁リフォーム業者さんがすべて行うという場合が1番費用が安くなります。

足場に対してどこかに依頼するよりも安くできるのでその分だけ安くするというのはある程度可能と言えます。

あとは、そういう内製化した業者が利益を優先して値引きをしないという判断をするか、値引きをして、仕事を受注する事を優先するかどうかは会社次第です。

 

必要な工事を行う作業費は削れるのか?

一般的に素人が判断するのは難しいと考えたほうが良いでしょう。

相見積もりを取ったとしても施工する塗料の違いなどで正確に同じ工程に落とし込む事などできるはずもありません。

基本的には信じるという事になります。

グーグルである程度調べたとしてどこをこうすれば金額が安くなるでしょ?
みたいな事も、表面的な事であって、依頼予定のリフォーム業者さんがそこまでして仕事を受けないといけない理由はないからです。

 

仕入れの価格?は大量仕入れで下げれるのか?

これはなかなか難しいと言わざるを得ません。

例えば

 

施工する外壁リフォームは当社ではコレ1つしかしません。

という施工業者があって、

 

 

そのタイプに必要なものだけを大量に仕入れるというのがあれば、あるいはあり得るかもしれませんが、実際は外壁リフォームに関しても、外壁リフォームのタイプも違えば、必要な部材も毎回変わる。

部材が同じだったとしても色が違う。

塗料にしたって、塗料の種類によって耐久力などは当然違いますし、その耐久力とは別に色も当然施工現場毎に変わります。

どれ1つをとっても大量に仕入れるにしても限度があるわけです。

どこかの県の仕事を全てどこかの業者が行っていたとしてもその内容は違うためにそもそも仕入れ値を下げることでは到底見積金額を下げることは出来ないと考えるほうが自然です。

 

 

 

職人の人件費は削れるのか?

都道府県によって最低賃金というのが決まっています。

その賃金より安く見積もりする事は基本的に出来ないという事があります。

それでもやすくするためには、パート、アルバイトを活用する事になります。

そうすると費用は下げれますが同時に精度も下がる可能性が高いとも言えます。

実際、

外壁塗装 アルバイト などで検索すると 中には未経験も可能といった求人情報もあります。

そう考えると人件費を下げるということを期待しないほうがいいでしょう。

 

 

外壁リフォームの相見積もりについてのまとめ

という事でそれぞれを少し踏み込んで調べてみました。

正直事例ごとに変わるので広い意味でのざっくりした内容になりましたが、足場の内製化以外に、費用が安くしても精度をあまり下げなくて済むという項目はあまり無いという結論になりました。

 

そもそも、相見積もりは、業者間であきらかにおかしい見積もりの業者に当たらないようにする目的に行うので、相見積もりで安くさせるというのは、下手すると、本当はいい会社だったのに、いざ依頼しようとした場合に拒否される可能性もあります。

なので、相見積もりを取ることそのものは否定はしませんが、目的としては、

悪い業者を見抜くため

という事として行ってください。

極端に高い、極端に安い

には何か潜んでいると思って気をつけるようにすれば、激安とか、安いという恩恵からは多少遠くなりますが、大きな失敗につながる事はなくなります。

外壁リフォームは特に、大きな金額になりやすいリフォームの1つなので相見積もりをするにしても、気持ちに余裕を持って行うようにしましょう。